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荒れた手も好き

いやはや、日本にいるかのように毎日働いております。やりたいことは何にもできていません。

海の目の前で働いているというのにそこでのんびりすることもできず、朝の仕事前か午後の休憩中に行きつけのカフェでコーヒーを買って海を見ながらぼーっとするのが日課であり唯一の楽しみになっています。そこで波の音を聞いたり音楽を聴きながら過ごすだけで毎日頑張れるから不思議です。

 おかげさまで給料はまぁまぁもらっておりますが、忙しいせいで引越しは未だできずにおります。俺と入れ替わりで出ていくオージーとこれから住むニュージランド人とコンタクトをとりながら書類を準備したり、自分の必要書類を揃えたりとばったばたです。証明書を発行するために銀行に行きたいけど時間がなくて行けず、職場の雇用証明書も未だ手に入らず、プリンタのインクは切れ...

来週に引っ越せることをねがいます。ってか審査通りますように。これで通らなかったらもうがんばれないかも

 

今週は1日だけ休みがとれたからその日の午前中までには書類揃えてアパートの会社に送る。ぜったいに

で、午後は晴れた気分で友達に会って茶するってきめた。

 

 

これだけ働きながらやっぱりおもうのは余裕のある生活がしたいなぁということ。お金にも時間にも、気持ち的にも。全部が手に入らないのは分かっているんだけれど、どうにかならないのかな本当に。結果、欲を満たすためにそこに向かうよりはその欲を抑えて満足値を下げることの方が大事なんだなぁと思います。要するに気持ち次第ってこと。分かってはいるんだけれどなかなかそのコントロールができなくて困っています。

 

物欲もなければ食うものも贅沢はしていないんだけどなぁ。払うものなんて

 

・家賃

・ジム代(クライミングかスポーツジムか)

・食費(大体自分で3食用意しているし激安のものばかり)

・海外保険(未だ入ってないからそろそろやばい)

・携帯料金

 

位。必要最低限なのだけどこれで$1260か。多分今は月給で$2500以上は確実にもらってるから差し引きして$1240か。でもまぁそっからコーヒ代やら外食代かかったら$1000が残る。これは貯金。

でも今みたいに毎日1日中働いてこれだからちょっと休みたのです、そうするとお金なんて足りなくなってしまう。やっぱ給料いいローカルの店にアプライしてみるかなぁ

 

あぁ、手ががっさがさで傷だらけだ。でもこれでレストランのスポンサーの話受けたらめっちゃ給料もらえるんだろうなぁ。そしたらもっとここにステイできるけど忙しくなるだろうしやっぱりやめたほうがいいかなぁ。シェフに別になりたくないしな。お金払って学校通ってまでやるのもあれだし、英語勉強したくないし、ニュージーも行きたいし...

 

そうやっていつもあれは欲しいけどこれはしたくないって駄々こねながら生きてます。俺は昔からそうだけれど、全部手に入れたいのです。だから何にも手に入らないのです。

あれも欲しい、これも欲しい、もっと欲しいもっともっと欲しい。あれもしたい、これもしたい、もっとしたいもっともっとしたいのです。でも俺にはドキドキしたり両手じゃ抱えきれないような本物の夢はないんだけれど。

 

 

なんだかこんな人間が将来どう着地するのか、若干不安ながら自分で楽しみにしています。タイムマシンがあるならばすぐさま見に行きたい。

でもなんとなく最近思うのは、結婚はできずお金持ちにもなれないけれど仕事はある程度うまくいっているようなよくいる人間になるんだろうなと。お金も使わないからある程度の貯金もできて、仕事と趣味に没頭しながら平和に生きるんだろうと、そんな気がしています。あーだこーだ言いながら年をとって、20代になっても30代になっても、80代のおじいちゃんになっても大体今と同じようなことを言いながらずっと暮らしていく気がします(めっちゃ悲観的に聞こえるようだけど別にそんなことはない)。

 

夕方、休憩中に海を見ながらコーヒーを飲みながらそんなことをぼんやりと考えていました。自分でもどうしようもないこと考えるの好きだなぁと本当に思います。

 

 

そういえばコーヒーを口にした時にふと手を見たら知らぬ間にがさがさで傷だらけになっているのに気づいて、小さい頃にいつも見ていたあの両親の手を思い出しました。いつも手が薬剤で乾燥していて、爪と皮膚の間が毛染めで茶色く滲んでいるあの手。皮膚が分厚くなって少し固くて、いつも関節あたりが乾燥して切れているあの手。昔頭に手を置いてもらうのが好きで、よく自ら親の手を自分の頭に乗っけてごろごろしたものです。

 

なんだかちょっとあの手が恋しくなったような、そうでもないような。

 

なんなんだろう、最近のこの感じ。

 

 

 

 

寝よ。