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夏、夏、夏。

丁度今日、この夏働く予定の学童保育から連絡が入った。内容はシフトについてなのだけど、なんだか一気に実感が湧いてきた。俺はまたあそこで働くんだなぁと

楽しみな気持ちと、他の感情が入り混じった複雑な気持ちだけれど。

 

大好きな学童で働けることは勿論楽しみ。子どもの頃から21年間も子ども、OB、指導員として関係が続いているのだから思い入れは強い。そして、子ども達とまた昔みたいに暑い夏を過ごすんだなぁっていう漠然とした楽しみがある。

 

他の感情というのは、自分でもよく分からない。沢山のことが複雑に絡み合っている。

最後に働いてから5年経っているから沢山のことが変わっているはず。俺が知っている子どもたちはほぼ既に卒所しているし、指導員も結構変わっている。当時はバイトの中で一番学童歴が長かったけど、この夏は一番下っ端になる。だからちょっと不安。

あとは体力がもつかなぁとか、岐阜から毎日通えるかなぁという不安。そしてあの時のような心で子供達と向き合えるかなぁという不安が大きい。なんとなくくすんでしまったようなこの自分で大丈夫かなぁとか、そんなこと。

 

そしてもう一つは学童や自分に対しての不安というより、同じ学童にバイトとしてまた出戻ること。別にこれが何にも悪いことではないし悪いことだとこれっぽっちも思っていない。ただ、気持ち的にいうと家出した家に出戻る気持ちというか、何というか。

社会人になって3年の間、一度も子ども達に会いに学童に行かなかった。だからと言って子どもに会いたくなかった訳ではない。よく他の指導員には「冷たい」等々言われたけれど、子どもに会いたくない訳がない。15歳から22歳の青春を毎日のように捧げた大好きな学童に行きたくない訳がない。ただちょっと、自分にも少なからずプライドがあったのだ。でもそれをいちいち説明する必要もないし、わかってもらえるとも思っていなかった。だって、相当下らない意地のようなものだって自分でわかってるから。

学童で働きたいと思って保育士になって、就職する時も学童指導員になりたいという気持ちはあった。それでも考えた末、当時一番興味のなかった(申し訳ないけど)障がい者支援施設で生活支援員として働くことをあえて決めた。好きなところで働く前に、もっと人としてケアワーカーとして広い世界を見たかったから挑戦の意味も込めて。

あの時は、自分で決めたからには自分に納得のできる答えが出るまで、自分が社会人として立派になったと胸をはって言えるまでなんとなく学童に行きたくなかった。中途半端な気持ちで、子ども達に会わせる顔がなかった。もちろん子ども達はそんなことどうでもいいに決まってる。遊んでくれた方が嬉しいに決まってる。

でもそうじゃなくて、ただただ僕はちゃんとしたかった。それだけなのだ。

 

結果、今回社会人を3年で辞めて、オーストラリアに行ったりフィリピンに行ったりしてフリーターのような生活をした後、学童でアルバイトすることになる。もし自分が社会人として立派に日本で働いていれば5年経った今学童に戻ることなんて絶対なかったんだろうなぁと思う。しかもアルバイトとして。そういう状況がなんだか、家出して上京した少年が家に戻る時の気持ちに似ている気がして。そんなよくわからない妄想をしておりました。それに日本の社会でいうと、世間的にそんなにいいことではないような気がするから。なんとなく

 

そして、面白いのが学童にアルバイトとして戻る理由。何も面白くないけどね実際。

その理由は、今後保育士や介護士として働くのを辞めようか迷っているから。簡潔にいうと、辞めようか迷っているから色々確認するために原点である学童に戻りたいと思ったのです。どんな気持ちで働いていたっけなぁとか、なんでこの仕事始めたのかなぁとか、本当にこの仕事好きなのかなぁというのを確かめたいのです。かといってもしこの夏働いてなんか違うと思ったからといって「はい!これから生涯もう保育士や介護士として働きません!人間もう無理!」なんてきっぱり切り離す訳ではないけれど、自分にとってきっと大切な夏になるとは思う。

そんな訳で、オーストラリアからバイトしたいというメールを学童に送り、帰国してすぐ学童に行き半ば強引に「学童でバイトする」と言い切ってきました。許可をとる訳でもなく、バイトするって言い切ってきました。だってもうチケット取っちゃったから。勿論返事はOKだったので、6月末から8月いっぱいあたりまでフルで働くことになるでしょう。

なんにせよアルバイトのスパンが今回は短いから、キャンプまでに信頼関係築けたらいいなぁ。てか当時より20人くらい子ども増えてるし、計70人以上の知らない子増えてるから絶対名前覚えれないわ。それが一番不安だわ。キラキラネーム不安だわぁ。

 

 

そうそう、あと1つ楽しみなことがある。当時大学生の時に実習に行ったりアルバイトしていた保育園で見ていた子が何人が学童にいるのだ。1歳児さんと3歳児さんで担当していた子が、小学校高学年として学童にいるのだ。この前遊びに行った時に顔を見てすぐに誰かわかった。嬉しかった。どんな風になっているか、話すのが楽しみだな。