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手書きのお日記

舗装されてない道。ジプニーに揺られて空気の悪い町の中を突っ走る。背を向けたガラスのない窓から横目で街を見ていたら、これでいいんだなぁと思った。

 

もっと英語上手になって、話したいことが沢山ある。

 

新しい環境は苦手だ。でも、慣れればきっと大丈夫。そうやって、1年前も5つのチョコレートを1日1つずつ食べながら信じてた

 

友達の結婚式。良かった。本当に良かった。嬉しいな。2人が歌っていた時、本当に嬉しかったな。

とりあえず、受付とかやることがあって良かった。やっぱりああいう場は、少し苦手です。

 

日本に帰ってきてから、ずっと体が重い。病気みたいだ。本当に病気なのかもしれない。こんなはずじゃなかったのに、泣いてしまった。

 

実家ではないけれど、今は俺の実家。そのリビングでテレビを見ながら横になる。開いているふすまから僕を見る婆ちゃんと、その後ろにある仏壇。僕はふすまをそっと閉めて、見てないテレビをまた見つめた。

 

久々に帰国した時に親父と久しぶりに会った。別に彼に何を聞いた訳ではないけれど、背負っていた荷物から解放されたんだろう。彼はとても大らかで、確かに俺の親父。

 

海が好きだ。木が好きだ。全然知らなかった。自分が好きなもののこと。

 

僕の友達のオーストラリア人は、みんな目が綺麗だ。奥にずっしりとしたものが見える。そして、俺はそんな綺麗な目をした人が好き。オーストラリアに来て良かった。

 

アンソニー(施設の利用者)が叫んでいる。さっきは車椅子で僕をひこうとしたり、物を投げたり、掴んだり、叩いたり。だから僕たちは違う部屋に行き、鍵を閉めて彼が落ち着くのを待つ。彼は「Go to hell」だとか、手当たり次第思いつく酷い言葉を叫び散らしている。

しばらく叫び続けた後、彼は「Why」「Why」と繰り返し叫んだ。

彼は落ち着き、僕たちに「Sorry」と言った。同僚は聞き飽きたその言葉を受け止めた後、やれやれといった表情で僕に「He doesn't understand anything」とだけ言った。

違う。結局、僕は何も分かっていない。

 

裸足で歩いた。裸足で外を歩いた時、人生の良さがぼんやりと分かった気がした。

 

自分の勘の鋭さが、たまに嫌になる。職業病なのか、人目を異常に気にして生きてきた結果なのか。これじゃ友達できないよな

そう考えてみると、母親もこんな人だったような気がする。そうかぁ

 

1年ぶりに煙草をくわえてみたけど、一口吸って捨てた。吐き気がして、体が拒否しているのがよく分かった。鼻の奥に抜ける独特の臭いと、口に残るヤニ。1年前までは、これを吸って毎日をどうにかやり過ごしていた。

 

 



日記って面白いよね。大分間があいているけど、もっと手書きで残してみようかな